紅屑の記憶


「…紅い瞳……私と同じ…」



イヴはマオの瞳を
じっと見つめる


私もこんなに紅い
瞳をしているのだろうか



「また私を使うの?
あの鉄牢に閉じ込め
るつもり?」


イヴの言葉にマオは
笑顔を向ける