紅屑の記憶


「…………んっ……」


イヴは目を覚まし
ゆっくりと起き上がり
辺りを見渡す


そこは何処かの
森の中だった


目の前には綺麗な
遺跡が建っている


「……此処は……?」


イヴはその遺跡へと
足を踏み入れた