「私は誰かを傷付け 血に染まる自分を 見たくないの!! それなら此処で眠って いたほうがいい……」 バチンッ そう言ったイヴの 頬をルアムは叩いた イヴは放心状態で 頬を抑えルアムを見つめる 『逃げるな!!! 向き合いなさい!! 奪った命は返ってこない だからこそ償って 生きていくのよ』 ルアムはそう言って イヴにもう一度 手を差し出す イヴは恐る恐る その手をとった ・