紅屑の記憶


「…こちらは異常
無いようですね」


リシナの声が聞こえ
イヴは我に返る


「………………リシナ」



イヴは像を念入りに
調べるリシナの腕を掴む


「……願ったのは…
町のみんな……」


イヴの言葉に
リシナは首を傾げた


「今日は宿に帰ろう
夜まで待つの」


そう言ってイヴは
無理矢理リシナを
引っ張り宿に戻った