紅屑の記憶



「…………うぅ……」

リシナは意地悪だ…
こんなリシナ
始めて見た……


イヴは真っ赤な顔を
布団で隠した


「…可愛らしいですね…」


リシナはそう言って
布団に包まる
イヴを抱きしめる


「……おやすみなさい…
……イヴ………」



リシナの温もりを
感じながらイヴは
眠りについた