紅屑の記憶


「一緒に居なくては
駄目なんです……
だって…あなたを見つけた
のは私ですから…
私の物です……」


リシナはそう言って
イヴに口づけた


私は……
彼女の記憶と一緒に
彼女と向き合おう…


イヴ……気付いていますか?



もう…私は……


あなたを手放す事が
出来ないほどあなたを…