紅屑の記憶



「……イヴ…………」


懐かしい声…
この声はお母さん…


「イヴ…良く聞いて…」


お母さんは小さい
イヴを抱きしめる


「あなたを愛してる…
たとえ血が繋がって
いなくとも私達は本当
の親子よ…」


お母さんはイヴの
頭を撫でた