「舞ちゃん。一緒に行かなきゃいけないみたい。巻き込んでごめんね。」 「蘭さん...私は蘭さんが大好きです。蘭さんが苦しむなら...私にも半分分けてほしい、です。」 かわいいこと言ってくれるじゃない。 「うんとお洒落して行くわよ。」 「はい、蘭さん!」 赤いドレスを身に纏い。 ヒールを響かせ、 唇には真っ赤なルージュを。