「凛のところに行って来るね。ご飯食べてて。」 「蘭さん....大丈夫ですか?」 舞ちゃんは私に気を遣いすぎよ。 家にいるのに 息が詰まるじゃない。 「大丈夫よ。舞ちゃん、ありがとう。」 なぜありがとうだったのかはわからない。 ごめんねもあったはずなのに... 気付いたらありがとう。 そう口にしていた。