青い蝶が舞う時。



「愛兎よ。」


愛兎の頬に触れながら舞が口を開いた。


「愛の...兎.....蘭さん。...私。....もう嫌なんです。珠羽家の一人娘として生きることが。...結婚も決りました。」



結婚....?