『…陽菜子のこと、嫌いになったわけじゃないけど…』
「じゃあ何で?!」
張り上げた自分の声が震えていることくらい、わかってるけど。
言葉の間に流れる沈黙が、嫌に長く感じて。
それが、とてつもなく重くて怖い。
『…ごめん。
好きな人出来たから。』
「―――ッ!」
嘘だと信じたかった。
じゃあ、明日のお祭りは?
“楽しみだね”って言ってたのに。
生活は変わっても、お互いの気持ちが変わることはないって。
言ったのは、そっちじゃない。
コーちゃんは、二股してたの?
そんなこと、しない人だと信じてたのに。
どこから裏切られてたのかな。
今までのこと全部、嘘だったのかな…。
「…明日…お祭り…のに…」
『…悪いけど、行けない。
ホントごめんな。』
“じゃあな”と言って、静かに電話が切られた。
何も言えずに終わった関係。
通話終了の音は、そのままあたし達の終わりを告げているようだと思った。
今頃になって、涙が溢れてきた。
唇を噛み締めてみても、どうして良いのかもわかんなくて。
嘘だと信じる以外、他になかった。
なのに、刻一刻と時間が過ぎるたび、現実なんだと突きつけられているようで。
止め処なく涙が溢れる頭の片隅で、みぃの顔が頭をよぎった。
みぃは、チャラいんだと思ってたけど。
同じくらい彼氏だって、チャラかったんだって。
あれほど馬鹿にしていたのに、って。
情けなさ過ぎて、嫌になる。
「じゃあ何で?!」
張り上げた自分の声が震えていることくらい、わかってるけど。
言葉の間に流れる沈黙が、嫌に長く感じて。
それが、とてつもなく重くて怖い。
『…ごめん。
好きな人出来たから。』
「―――ッ!」
嘘だと信じたかった。
じゃあ、明日のお祭りは?
“楽しみだね”って言ってたのに。
生活は変わっても、お互いの気持ちが変わることはないって。
言ったのは、そっちじゃない。
コーちゃんは、二股してたの?
そんなこと、しない人だと信じてたのに。
どこから裏切られてたのかな。
今までのこと全部、嘘だったのかな…。
「…明日…お祭り…のに…」
『…悪いけど、行けない。
ホントごめんな。』
“じゃあな”と言って、静かに電話が切られた。
何も言えずに終わった関係。
通話終了の音は、そのままあたし達の終わりを告げているようだと思った。
今頃になって、涙が溢れてきた。
唇を噛み締めてみても、どうして良いのかもわかんなくて。
嘘だと信じる以外、他になかった。
なのに、刻一刻と時間が過ぎるたび、現実なんだと突きつけられているようで。
止め処なく涙が溢れる頭の片隅で、みぃの顔が頭をよぎった。
みぃは、チャラいんだと思ってたけど。
同じくらい彼氏だって、チャラかったんだって。
あれほど馬鹿にしていたのに、って。
情けなさ過ぎて、嫌になる。


