「なっ泣いてないから!!!」


私は慌てて顔を手で隠した。………もうおそいけど…



「で、俺はどうすりゃいい訳?今のあんたの発言、遠回しの告白に聞こえたんだけど」


蒼井君はまた私の隣に座り込んで言った。



「とりあえずあんたは俺に少なからず興味がある。でもそれが単なる興味なのか、恋心からくるものなのかが分からないと」



…冷静に言われると返って恥ずかしいな…。