シ――――ン…………




さっきの喧騒が嘘みたいに静まり返った教室。






その直後に響き渡るチャイムの音に、私はハッとなった。







今しがた自分がしてしまったことを思い出し、一気に顔が熱くなった。






「っ…………ごっ



ごめんなさい!!!!!」



私は、ざわめきだした教室を後にして、廊下を全速力で走った。