はっ、そうだ、今なら逃げ出せるんじゃ――― しかし、後ろを向いたらユキが少し遠目に私を睨んでいた。 …無理か…。 ユキが口パクで、「はやくしろ」と私に訴えている。 ――――うぅ、どうすれば――… えぇい、もうなんとでもなれ!!! 私はヤケクソになって、また彼の方に向いた。 …………………。 読書してるだけなのに、 ――――なんでこんなにかっこよく見えるんだろう??