わがまま王子様とパン焼き少女

『ふざけんな!』



私はラグナスから離れようとラグナスを押したが、やはり私の力じゃ、抵抗もできない。




「命令だから。従うよな?」


『従わないし!』



「ローラに選択肢はないから!」



『この!変態野郎!』


ラグナスに怒りながら、
ふと時計を見る。


もう。ライトとの約束の時間!



今のこんな姿をライトに見られたくない!