その後、ライトの着ていた上着を貸してもらった。


寒さはもうなく、心も体もポッカポカだった。


「頑張れよ。ローラの母さんにはもう会った。」


『えっ?どこにいるの?』

「きっと見つけられる。後はローラ次第。」


太陽と共にライトの姿は消えていった。