理 想 の 翌 日 日 記



浅井ゆり 高校1年生。



彼女もまた、この日記を手にしてしまった人間のひとりだ。


「理想の翌日日記…かぁ…」





学校の帰り、友達と別れたゆりは、道端に落ちている一冊の本に目が止まった。


周りには誰も居ない。

不自然なくらいに。


誰かの落とし物だろうか…。


確認のためもう一度周りを見回してから、ゆりはその本を手にとった。