チャイムが鳴り、教室に帰った私たちは席に着いた。
ふと隣を見るとちょー人気モデルの藤原君がいた。

――まさかの隣、藤原君!?まじ――!!!!!!!――

「なぁ。名前なんていうの?」

突然藤原君が私に話しかけてきた。

「私??加藤響子。まさか藤原君が隣だなんて思ってもみなかったよ。」
私は笑って返した。

「さっき女の子のなかに混じってたよな??」
「えっっあ、うん。」
「俺さ、さっきかわいいなぁって思ってたけど近くで見たらよけいかわいいっておもったんだ――。」