俺は女の両肩を掴み、プラネタリウムの壁に押し付けた。


「‥‥‥っちょ‥っと‥‥‥、なん‥っですか?」


そいつは苦しそうに肩を上下させて呼吸をし、俺を見つめていた。


「おい、‥お前、俺と付き合え」


「‥‥‥‥‥え?」


俺は本田明日香を見つめて、そう言った。