*あたしと彼だけの秘密*




キーンコーンカーンコーン



「じゃ、実行委員は紙に書いてあるのを準備よろしくな」



「はーい」



坂井が参ったように返事した



「あぁ、買い出しとかめんどくっせ」



いきなりダルそうにそう言い出す坂井


「あんたが実行委員やるって手挙げたくせに」


「まっ、そうだけどよ」


開き直ってニコニコしている、


「けど、まりあ嬉しそうだったじゃん、自分の案が採用されて」


「まっ、まぁ」


図星でなぜか恥ずかしくて下を向いた


「これがまぁ1つの楽しみかな?」


「友達と関係なくない?」


「ここから友達の輪が広がっていくわけ」


そう言って席について寝始めた、