何で太郎? ってか多分、潤の想像していた桃太郎そっくり。 「桃太郎ではないのかい?」 「まぁ、流れてきたのは桃じゃないし、桃太郎ではないね」 なぜ、こんなにも太朗と名乗る初対面の人とあたしは話をしているのだろうか? 「とりあえずお婆さんは放置しといて、僕の話を聞いてよ」 困った顔で訴えられる。 「……ぅえ?まぁ、いいけ、ど?」 ちょっと頼られたことがうれしくて、上から目線で答える。