目を開いてみれば、広がったのは、昔話に出てくるような家。 小屋と言っても別に誰も気にしないような、小さな家。 今2人はその家から数メートル離れた茂みにいる。 「おがちゃん」 「江頭2:50みたく言うな!」 おっと、いけねぇ。 「おがくず」 「遠回しにゴミっていわれてる気がする」 結構真剣に考えてるつもりなんだけど、緒方は気に入らないらしい。