「分かりました。では説明いたします。こちらにあるのは全て未完成な絵本です」 「「えほん!?」」 緒方と声が重なった。 どうやらこのなんでも知ってますみたいな顔した先生も知らないことはあるみたいだ。 「あなた方2人には協力して、未完成な絵本を完成させていただきたい」 言われた瞬間頭に浮かんだのは美術の成績。 「先生……、美術の成績どうだった?」 「毎回3だった」 「あたし、2」 絶望的だ。