INCOMPLETE A PICTURE BOOK




「きっとあたしは、家族を疑う」



悲しそうな目。



すべてをあきらめたような目をしていた。



「願いが叶って、家族が元に戻ってもそこに愛はない」



家族が元に戻ってもそこに愛がなければ潤は嬉しくないのだ。



「あたしはお母さんもお父さんも大好きだから、疑いたくない」



さっきみたいに決意に満ちた目。


もう意見は変えないといっているように見えた。