今まで気が付かなかったが、狼は案外大きかった。 綺麗な銀のたてがみに、グレーの目。 強そうで、美しい。 不謹慎だが、血が似合う。 そう思った。 そう思わせる迫力と強さが滲み出ているのだ。 狼はくろずきんのもとにゆっくりと歩み寄った。