だけど、それでも、久しぶりに 咲月くんの顔が見たくなって 決心が付く前に 知らぬ間に 勝手に口が… 「咲月くん!!!」 勝手に口が開いてた。 寝癖…かな。 ワンテンポ遅れて 少し跳ねた髪と一緒に 肩を揺らし、 振り返った咲月くんは .