夢をみた…

いつのまにか私は泣いていた…

毎日同じ夢…


旬が私を救ってくれなかったから私はいったいどぉなっていたのかな…



−10年前−



小学生一年生の入学式の帰り道のたった数秒の出来事。


「お母さん!お父さん!!はやくはやく!!」


ずっと憧れだったピカピカのランドセル。


私は、ずっと憧れだったランドセルが自分のものだと思うとうれしくて、きゃぴきゃぴと無邪気にはしゃいでいた。

「みゆう、はしゃぎすぎ!!」

お母さんとお父さんは私を見て笑っていた。

幼いころの私にはまだ家族の大切さがわからなかった。


あんなことになるまでは…