れあはまだ先生に思いは伝えていない。
「周りのミーハーに騒いでいる子たちとは一緒になりたくない。
玉様への思いは本気だから。」
そう私に告げたれあの顔は私が惚れてしまうほど
可愛くて、抱きしめたくなった。
だから、本気でれあの恋愛を応援したくて。
苦手な数学だから、れあとの勉強は実は役に立っていたし、
玉木先生からも私たちの勉強会は認められていた。
数学科教員室は5月まではだれでも入れたのだけれど、
先生目当てのミーハーな子が多すぎて
生徒の入室は、先生の許可が必要になった。
もう、先生と放課後会えなくなる!!!
と心配していたれあだったけれど。
そういう意味では私たちはちょっと違って。
本当に勉強会をしていたからかな。
いつでも、私たちは数学科教員室に入れてもらえたんだ。
それがわかった時、れあはこっそり泣いていた。
「ミーハーって思われなかったんだよ!うれしいよ!」
って。
