情に負けてロックをはずすと瀬田さんはいつもな真摯さを忘れ、私を強制連行した。 「…すごい…」 もう言う必要はないと思うけど美里ちゃんの家は想像をはるかにしのぐ大豪邸だった。 噴水や石像、花畑にプール。 “民家”なんてとてもじゃない広さ。 目移りしながらも案内された一際輝いた部屋に入る。 すると、 「全部言いなさいね?」 「はい。」 女王様がいらっしゃいました。