シスコンBOYS




「だから、つまり、紹介を頼まれた相手って佐竹君なの。」


その瞬間、柚兄の眼が光った、
気がした。





「佐竹。来い。」


低い威圧の声を出して柚兄はリビングを指差す。
佐竹君は黙ってついていく。



「結は家にいろ。」



あたしに向けられた優しい笑顔すら恐怖!