「それ、どういうこと?」 改めて照れたように咳ばらいをしだす佐竹君。 「俺のだちが柚琉のこと、結構前から好きなんだよ。紹介だけでいい。協力してやって!」 「ん~…」 もちろん協力してあげたいよ? 類は友を呼ぶっていうし、友達さん美人そうじゃん? …けど、ここで協力したらあとあと大変そうだし、佐竹君と友達のことで会うことで周りに誤解されかねない。 だってファン多そうだし、もう呼び出しは嫌ですから。