「結、大丈夫か?痛かったよな?」 「遅くなってごめんな?可哀想に……あっ!!頬、赤く腫れてんじゃん!!」 さっきとは声がまったく違う二人。 「柚琉ッ!」 「おうっ!」 風の速さで柚兄が氷をもってきてくれた。 優しく冷やしてくれる結城兄。 「ありがとね?」 笑って二人をみあげる。 「「かわいすぎ…。」」 二人はぎゅうっ、と抱きついてきた。