美里ちゃんはそれを見て小さく舌打ちをした。 秋成君がこちらに歩いてくる。 「ねえ、結ちゃん。 学校案内してよ。」 いきなり度アップで言われた。 「そんな方向音痴なの?」 聞き返すときょとんとした表情の後 そうでもないよと言われた。 「だったら必要ないよ。」 「じゃあメアド交換しよ?」 「携帯持ってないと思う。」 やっぱり苦手だ。