「あたしんち、おじいちゃんが経営者じゃない?それが昨日喧嘩しちゃって、おまえなんか補習組に入れてやるって。」 まあ、結が来るなら面白そうだしいっかなあって。 そう付け足した美里ちゃん。 多分、この性格でも美里ちゃんは美人。 補習を受ける人を増やす魂胆だったんだろうな。 確か美里ちゃんのおじいちゃんは記憶が正しければジェントルマンだったのに…。 そこはさすが、遊山一族の血なのかもしれない。 なるべく遊山一族は関わらない方が身のためなのかも…。