さっきの仕返しをこめて、 「美里ちゃんって馬鹿だったっけ?」 そういった瞬間鉄拳をいただきました。 「ったーっっ!」 ふんっと鼻で笑う美里ちゃん。 さすがお嬢様。 いや、王女様か…。 顔を赤らめていた男子は、その暴君ぶりに少し青ざめて去っていった。 「じゃあ、そんな成績優秀な美里様は何で補習なんですか?」 叩かれた箇所を擦りながら唇を尖らせながら反抗。