「ふわぁ……眠っ…。」 セミのうるささに眉間にシワを寄せながらそうつぶやいて目を開けるともう朝になっていた。 寝ちゃったんだ…。 体をあげるともう置き手紙1つしかなく、お母さんは長期出張で海外みたい。 あわててシャワーを浴びて、補習に行く準備。 「行ってきます♪」