君プラトニック



カップを持ったまま立ち上がる。

部屋を出ると、リビングでソファーに座ってテレビを見ている彼女が目に入った。


近づくと、足音で気づいたのか彼女が振り返った。

その距離約1m。


どうしたの?と聞く彼女に俺は言った。






「結婚、しようか」