「菜々?」
俺が声をかけるとその女の子わ振り返った。目にいっぱい涙を溜めて。
「あっ…日向くん…」
明らかに嫌がってるのわ分かる。助けないと。
「先輩、菜々嫌がってるんで連れてきますよ?」
「は?俺たちが先に声かけたんだからムリだろ」
チッめんどくさい奴らだ。菜々がお前らみたいな奴についてく訳ないだろ。
「先輩、菜々わ俺と帰る約束してたんです。菜々そうだよな?」
菜々わ一瞬びっくりした顔をしたがすぐ頷いた。
「あっ…うん。」
「そっか残念、じゃあまたね桜井菜々ちゃん。」
先輩たちが去ると目に涙を溜めていた菜々わぽろぽろと泣き出しその場にしゃがみこんだ。
「大丈夫か?」
「うっ…怖かった…」
「いつも綾乃と帰ってるのに今日わ何で1人なんだ?」
「あ、綾乃今日わ…日直だったから…」
そっか綾乃も今日日直だったんだ。ってことわ綾乃が日直の時いつも1人なのか?

