俗に言う近親相姦された私は、 身体が汚れるのはイヤとか 可愛いことなんて言えないわけで。 もしかしたら、 それを羨ましく思いつつ このどうしようもなくふつふつ湧き出る得体の知れない感情をぶつけてるのかもしれない。 揺れる身体を委ねたまま 男の奥に写る天井を見つめ ふっと笑みが零れていた―――…