「うっ・・・ヒクッ・・」 私は洗面所でできるだけ声を殺して泣いた。どんなに泣いても涙はあふれてくる。 「りな・・・。」 そこには準がいた。 「なんで?私の事好きじゃなかったの!?」 「ごめん・・・俺はあいつを幸せにしたい・・・。」 「うっ・・・・うあぁぁぁん」 私は子供のように泣きじゃくった。準はそれをなだめるように私の肩を抱いた。