ピンポーン・・・ 準だっ!! 「ただいまぁー」「おじゃまします。」 お姉ちゃんと一緒に準も玄関に入ってきた。 「準・・・久しぶり。」 私は笑顔で言ったつもりだか、たぶん顔が引きつっているのだろう。準も苦笑いをしている。 リビングに入って、私、両親、お姉ちゃん、準で談笑していた。 「ねえ、話があるの。」 お姉ちゃんがいきなり真剣な顔で言った。