あの日私が準の家に行って以来私はほぼ毎日準の家に入り浸っていた。そのたびに身体を重ねていた。 罪悪感とは裏腹に優劣感を味わった。お姉ちゃんのものが私のものになるのだから。 でも実際準は私のものになんかあなっていなかった。私は利用されてただけだ。そんなことは分かりきっていた。でも、良かったんだそれで。 私たちのこの関係は私が高校生になるまで続いた。いつも通り準の家に来ていると――――・・・