私たちは身体を重ねた・・・。最低だって分かってる。でも、やめられなかった。うれしかったんだ・・・。準に必要とされたことが。 「ただいま。」 「おかえりぃ。」 「お姉ちゃん・・・。私今日気分悪いからご飯いらないって言っといてくれる?」 「えっ大丈夫なの!?」 「うん。今日はもう寝るね。おやすみ。」 「うん。なんかあったら言ってね?おやすみ」 私はお姉ちゃんと目を合わせることなく話し、部屋に入った。 目を合わせることなんてできるわけがなかった・・・。