バイバイ、大好きだったよ。






準が私のことすきって・・・家に来ていいって・・・。夢にも思っていなかった事だ。






「キャーーーーーーーーーーーーー!!!!」






「姉ちゃん!!!うるさいっ。何時だと思ってんだよ。」





叫ばずにはいられなくなり、叫んでいた私にまだ小学生だったカナタが怒鳴った。





「ごめんね!!」





私は準の事で頭がいっぱいでカナタに怒鳴られることなどどうでもよかった。






「なんか、やけに素直なだな。気持わりぃ。」





「なっ!気持ち悪いはないでしょ!?」





と怒鳴った私だかどうしても顔がニヤついてしまう。カナタは呆れたように部屋に戻って行った。