昼休み、私は優李と二人で屋上に来ていた。屋上はあまり人も来ないし、あの事を話すには最適な場所だ。 「で、りな。何があったのかはなしてくれる?」 「この前・・・あの人をみたの。」 「あの人って・・・準さん!?」 「うん、準がいたの・・・。それで、せっかく忘れかけてたのに思い出しちゃった。」 「そのこと龍くんは知ってるの?」 「ううん。知らない。知られたくない・・・!」 「そっか・・・。また何かあったらいってね?」 うん・・・。ありがとう優李。