バイバイ、大好きだったよ。









「さっきまで感じ悪くしててごめんなさいね。心のどこかでまだあなたの事を許せていない自分がいるの。」







私は黙って話を聞いていた。







「だから、つい冷たく当たってしまって・・・。あと、コレ・・・」








そう言って私に差し出したのは、1枚のメモ用紙だった。








「これは・・・・?」








「龍が眠っているところの住所よ。あなたまだ行ってないでしょう?」








「はい・・・ありがとうございます。」