今までそんな事1度も考えた事なんてなかった。 そうか、わたしが殺したのか。 確かに、あの時私が飛び出したりさえしなければ・・・龍がこんな目にあうことは無かったかもしれない。 そうか・・・私が龍を。 「はやく。早く消えて頂戴。あなたの顔なんて2度と見たくないわ!!」 私は言われた通り、家に帰った。家族もかける言葉がないのだろう。なにも言ってこない。