そこには龍の姿があった。ベッドに横になって眠っていた。ただ・・・ 龍の身体にはたくさんの管が繋がれていた。 カナタが先生に話を聞かされていた。私はまた、ボーッとしていた・・・。 「ねえちゃん。今から話すことよくきいて?」 「・・・・」 私は無言で首を縦に振った。・・・話しなんて聞く気にもなれないから。