そして、気づいて。 ―あはは 「マジで!?」 「当たり前じゃん、うちは嘘つかないっての」 柳瀬の目は私を見てるんじゃなくて 「やったあ…ありがとう、 朝子」 あんたを見てるって。 まあ、好きでもないからあれだけど。 毎朝無意味にトイレに行きたくはない。