その言葉をとうとう 聞いてしまった。 すすり泣く声が、家からもれだす。 わたしはみんなを見て、おばあちゃんの顔を見て、障子をあけ部屋を出た。 おばあちゃんたちを後ろにしながら、縁側に立つ。 何もない庭先。 ガラスの扉をあけて、空を見上げた。 冬の空では珍しいくらいと思えるくらい。 青々と晴れている。 リュウと出会って。 二日後だった。